犬が黒豆を食べても大丈夫!適切な量・頻度・調理方法・注意点

食べ物

犬が黒豆を食べても大丈夫?

このように黒豆を犬に食べさせたい飼い主さんも多いのでは?

今回は、犬に食べさせる黒豆の適切な量・調理方法・メリット・注意点について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子

ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。


【結論】犬に黒豆を与えても問題ない!

黒豆は、おせち料理に欠かせない縁起物としての顔を持ちながら、10月から12月頃に旬を迎えます!

抗酸化作用の強いポリフェノールや良質なタンパク質を含んでいるため、愛犬の老化防止や健康な体づくりをサポート!

ただし、犬に与える際は味付けなしで柔らかく茹でるといった、犬専用の調理ルールを必ず守りましょう。

人間用の味付けされた煮豆は糖分や塩分が多すぎるため注意!

黒豆の健康に役立つ栄養素は?

  • アントシアニン 黒い皮に含まれるポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用によって細胞の老化を防ぎ、目の健康維持にも役立ちます。
  • 大豆イソフラボン ホルモンバランスを整える効果が期待でき、シニア犬の骨の健康をサポートしたり、毛並みのツヤを保つのを助けてくれるでしょう。
  • 植物性タンパク質 筋肉や皮膚の材料となる良質なタンパク質が豊富で、肉類とは異なるアプローチで健康な体づくりを支えてくれますね。

【表】黒豆100g当たりに含まれる主な栄養素

栄養素重さ・量
カロリー163kcal
水分62.1g
たんぱく質12.9g
炭水化物(糖質・食物繊維)12.4g
脂質7.9g
灰分(ミネラルなど)1.4g

どんな犬が食べるべき?

うちの犬はまだ若いけど、食べさせた方が良い?

黒豆に含まれるアントシアニンやイソフラボンは、細胞の酸化を防ぎたいシニア期に入った愛犬や、被毛の健康を維持したいワンちゃんに特におすすめです。

良質な植物性タンパク質を摂取させたい場合や、日々の食事に食物繊維をプラスして腸内環境を整えたい健康な成犬にも!

旬の時期に一緒に楽しむ!

定期的に食べさせる必要性は?

黒豆は食物繊維が豊富で消化に時間がかかるため、毎日の主食にするよりも、お正月や旬の収穫期といった特別な時期のトッピングとして楽しむのが理想的です。

栄養価が最も高まる冬の時期に、季節の移ろいを愛犬と感じましょう!

犬が食べる黒豆の適切な量と頻度

【サイズ別】犬が食べる黒豆の適切な量

おやつとして与える際は一日の摂取カロリーの10%以内を目安にしましょう。

犬のサイズ体重の目安1日の適量
超小型犬5kg未満2〜5粒程度
小型犬5kg〜10kg5〜10粒程度
中型犬10kg〜25kg15〜20粒程度
大型犬25kg以上25〜30粒程度

犬に与える黒豆の適切な頻度は?

うちの子にはどれくらいの頻度であげるべき?

黒豆は消化に時間がかかるため、日常の食事に混ぜるのではなく、週に1〜2回程度を目安に間隔を空けて与えるのが胃腸への負担を抑えるコツです。

特に冬の旬の時期は栄養がギュッと凝縮されているので、愛犬の健康を気遣う季節のサプリメントのような感覚で!

黒豆に関するQ&A

シニア犬が黒豆を食べても大丈夫?

10歳になるけど食べさせて大丈夫?

シニア犬は消化機能が低下しているため、目安量の半分から始め、週に1回程度の頻度で様子を見ながら皮を細かく刻んで与えるのが安心です。

カリウムが心臓や腎臓に負担をかける場合があるため、持病がある際は必ず獣医師に相談しましょう。

子犬が黒豆を食べても大丈夫?

まだ5ヶ月だけど大丈夫かな?

子犬は消化能力がまだ未熟なため、生後半年を過ぎて食事が安定してから、まずは1粒を細かく刻んで体調に変化がないかを確認する程度に留めましょう。

不溶性食物繊維が多いため、与えすぎると下痢や嘔吐の原因に

調理工程にコツはありますか?

与える時に気をつけることはありますか?

乾燥した黒豆は一晩たっぷりの水に浸して戻してから、犬の胃腸に負担をかけないよう指で簡単に潰れるくらい柔らかく茹で上げるのが基本です。

一度にたくさん茹でておき、一食分ずつ小分けにして冷凍保存しておけば、トッピングとして使いたい時にさっと取り出せて非常に便利です。

フードプロセッサーなどでペースト状にすると、消化吸収率がぐんと高まりますよ。

犬が黒豆を食べる際の3つの注意点

人間用の味付けされた煮豆は絶対に避けてください

市販の黒豆の煮物には大量の砂糖や塩分が含まれており、犬が摂取すると心臓や腎臓に大きな負担をかけ、肥満や生活習慣病の原因になってしまいます。

愛犬の健康を守るためには、添加物や農薬の心配が少ない無農薬・オーガニックの乾燥豆を選び、ご自宅で何も加えずに真水で茹でることが必須条件です。

消化不良や下痢を引き起こす「与えすぎ」に注意しましょう

黒豆は食物繊維が非常に豊富ですが、一度にたくさん食べすぎると犬の消化能力を超えてしまい、激しい下痢や嘔吐、お腹の張りを招く恐れがあります。

特に胃腸がデリケートな犬や消化機能が落ちている場合は、少量でも便の状態をしっかり観察し、あくまで栄養の補助として適量を守ってくださいね。

大豆アレルギーや結石のリスクがある場合は慎重に

黒豆は大豆の一種であるため、大豆アレルギーを持つ犬が食べると皮膚の痒みや赤みといった症状が出る可能性があり、初めての際はごく少量から試すのが鉄則です。

また、シュウ酸を微量に含むため、過去に尿路結石を患ったことがある愛犬や結石ができやすい体質のワンちゃんには、念のため控えたほうが安心でしょう。

まとめ

今回は、犬に食べさせる黒豆の適切な量・頻度・メリット・注意点について解説しました。

愛犬の健康的で安全な食生活のために、この記事が役立ちますように!

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