犬がつくしを食べても大丈夫!生は危険?適切な量・頻度・調理方法

食べ物

犬がつくしを食べても大丈夫?

お散歩中に食べたけど大丈夫?

このようにつくしを犬に食べさせたい飼い主さんも多いのでは?

今回は、犬に食べさせる危険性・適切な量・調理方法・メリット・注意点について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子

ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。


【結論】犬に調理したつくしを与えても問題ない!

つくしは早春の3月から4月にかけて顔を出し、独特の風味と歯ごたえが特徴的な季節限定の山菜。

強力な抗酸化作用を持つビタミンEやβ-カロテンが豊富に含まれているため、愛犬の細胞の老化を防く効果が!

【補足】お散歩中の生のつくしの拾い食いは危険です。

必ず適切な下処理を施してから「ほんの少量」を与えるのが鉄則となります。

つくしを犬に食べさせる必要性は?

つくしは、毎日欠かさず与えるべき必須食材というわけではありません

季節の刺激を与えて食欲を増進させたい時、限定的に楽しむのが理想的ですよ。

つくしの健康に役立つ栄養素は?

  • ビタミンE 強力な抗酸化成分で、血管の健康を維持し、老化を抑える効果

  • β-カロテン 皮膚や被毛、視力の健康を力強くサポート

  • 葉酸 細胞の再生や健やかな発育を促し、体の基礎的な代謝をスムーズに

【表】つくし100g当たりに含まれる主な栄養素

栄養項目100gあたりの含有量
エネルギー(カロリー)45 kcal
水分85.5 g
炭水化物7.9 g
たんぱく質3.6 g
食物繊維2.8 g
灰分(ミネラル合計)1.9 g

どんな犬が食べるべき?

うちの犬はまだ若いけど、食べさせた方が良い?

つくしは、毛並みのパサつきが気になる子若々しい皮膚の健康を維持したい成犬の栄養補給にぴったりな食材です。

独特の苦味や香りが食欲を心地よく刺激し、春先の食欲が落ちてしまった子にも

旬の時期に一緒に楽しむ!

定期的に食べさせる必要性は?

つくしが旬な時期に、季節の食べ物として食卓に取り入れましょう

ぜひ五感を通じて季節の移ろいを一緒に楽しんでみてください。

犬が食べるつくしの適切な量と頻度

【サイズ別】犬が食べるつくしの適切な量

犬のサイズ体重の目安1日の適量(加熱して刻んだもの)
超小型犬5kg未満小さじ1/2杯〜1杯程度
小型犬5kg〜10kg小さじ2杯程度
中型犬10kg〜25kg大さじ1〜2杯程度
大型犬25kg以上大さじ3杯程度まで

犬に与えるつくしの適切な頻度は?

うちの子にはどれくらいの頻度であげるべき?

つくしが旬の時期に週に1〜2回程度のペースで、主食のトッピングとして取り入れましょう。

つくしに関するQ&A

シニア犬がつくしを食べても大丈夫?

10歳になるけど食べさせて大丈夫?

加齢で消化機能が落ちているシニア犬には、適量の半分程度を週に1回だけ

心臓や腎臓に持病がある場合は念のため獣医師に相談してください。

子犬がつくしを食べても大丈夫?

まだ5ヶ月だけど大丈夫かな?

生後1年が経過した成犬になるまでは与えないのが最も安全な判断と言えます。

初めて与える場合は、アレルギーチェックのため少量から与えましょう。

【レシピ】調理工程にコツはありますか?

与える時に気をつけることはありますか?

まずは硬くて消化に悪い「ハカマ」を一つずつ丁寧に取り除き、沸騰したたっぷりのお湯で数分間しっかり茹で上げる。

茹で上がった後は真水に30分から1時間ほどさらしてアクを抜き、繊維を断ち切るように細かくみじん切りにしてからごはんに混ぜてあげましょう。

刻んだつくしと出汁をクタクタになるまで煮込んで「つくし煮」の状態にするのもおすすめ!

犬がつくしを食べる際の3つの注意点

「チアミナーゼ」が引き起こすビタミンB1欠乏症への警戒

つくしにはビタミンB1を分解してしまうチアミナーゼが含まれているため、生のまま与えたり過剰に食べさせたりすると、ふらつきや食欲低下といった神経症状を招く危険性があります。

特に心疾患を抱えている犬はビタミン不足による体調悪化のリスクが高まりやすいので、必ず加熱調理で酵素を失活させ、あくまで風味付け程度の少量に留めるよう意識してあげてください。

強い繊維質とシュウ酸による消化器・泌尿器への負担

つくしは植物繊維が非常に強固なため、胃腸がデリケートな子やシニア犬が食べ過ぎると消化不良や下痢、嘔吐といったトラブルを引き起こす原因になりかねません。

さらに、尿路結石の要因となるシュウ酸も含まれていることから、過去に結石を患ったことがあるワンちゃんや腎機能に不安がある場合は、積極的な摂取は控えて安全な別の野菜を選んであげるのが賢明です。

野生ゆえの農薬汚染や寄生虫、重金属の蓄積リスク

散歩コースの道端に生えているつくしは、除草剤や殺虫剤、車の排気ガスに含まれる有害物質を吸収している可能性が極めて高く、愛犬の体に毒素を取り込んでしまう恐れがあります。

安全に春の味覚を味わわせてあげるなら、農薬の心配がない自家菜園のものや、食用として適切に管理されたオーガニックなつくしを厳選し、アレルギー反応が出ないか少量から慎重に試してあげてくださいね。

まとめ

今回は、犬に食べさせるつくしの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説しました。

愛犬の健康的で安全な食生活のために、この記事が役立ちますように!

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