
犬がバジルを食べても大丈夫?
このようにバジルを犬に食べさせたい飼い主さんも多いのでは?
今回は、犬に食べさせるバジルの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子
ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。
【結論】犬にバジルを与えても問題ない!
バジルは、独特の爽やかな香りが特徴のハーブで、夏に旬を迎えますね。
このバジル、実は犬にとっても良い影響を与える栄養素を含んでいて、食事の風味を豊かにすることもできるんですよ。
ただし、愛犬に与える際には、いくつかの注意点があるんです。
バジルの健康に役立つ栄養素は?
・抗酸化物質
愛犬の体を酸化ストレスから守り、老化防止に
・ビタミンK
骨の健康維持に役立ち、 全体的な健康をサポート
【表】バジル100g当たりに含まれる主な栄養素
どんな犬が食べるべき?

うちの犬はまだ若いけど、食べさせた方が良い?
バジルは、食欲が落ち気味の犬や、いつものフードに変化をつけたい犬におすすめです。
香りが食欲を刺激し、少量の添加で食事の満足度を高めることができるでしょう。
どんな時に食べるべき?

定期的に食べさせる食材なの?
バジルは、普段の食事の風味付けとして、たまに少量与えるのがおすすめです。
特に、食欲がない時や、いつものフードに飽きてしまった時に、アクセントとして利用するのも良いでしょう。
犬が食べるバジルの適切な量と頻度
【サイズ別】犬が食べるバジルの適切な量
犬に与えるバジルの適切な頻度は?

うちの子にはどれくらいの頻度であげるべき?
バジルは、週に1~2回程度を目安に与えるのが良いでしょう。
特に夏の旬の時期は香りが豊かで、愛犬の食事にちょっとした変化と喜びを与えてくれますよ。
バジルに関するQ&A
シニア犬がバジルを食べても大丈夫?
はい、シニア犬にもバジルを与えられます。
ただし、消化機能がゆっくりになっている可能性があるため、ごく少量に留め、細かく刻んで与えるようにしましょう。
無理に与える必要はないので、愛犬の食欲や体調を見ながら判断してくださいね。
子犬がバジルを食べても大丈夫?
子犬にバジルを与えることは、基本的にはおすすめしません。
消化器官がまだ発達途中のため、少量のハーブでも刺激になったり、消化不良を起こしたりする可能性があるので、避けた方が安心です。
調理工程にコツはありますか?
バジルを愛犬に与える際は、まずよく洗い、水分をしっかりと拭き取ってくださいね。
消化しやすいように細かく刻むか、フードプロセッサーでペースト状にするのがおすすめです。
加熱は必要ありませんが、もしフードに混ぜる場合は、与える直前に加えると香りが飛びにくいですよ。
犬がバジルを食べる際の3つの注意点
大量摂取は胃腸に負担をかける可能性
バジルは少量であれば問題ありませんが、大量に与えると犬の胃腸に負担をかけ、消化不良や下痢を引き起こすことがあります。
特に、初めて与える際や、胃腸がデリケートな犬には注意が必要です。
あくまで風味付け程度に留め、愛犬の様子をよく観察しながら与えてくださいね。
アレルギー反応に気をつけましょう
どんな食材でもそうですが、バジルに対してもアレルギー反応を示す犬もいます。
もし、愛犬に初めてバジルを与える場合は、ごく少量から試して、皮膚の痒み、目の充血、嘔吐、下痢などの症状が出ないかをよく観察しましょう。
もし異変が見られたら、すぐに与えるのを中止し、獣医さんに相談してください。
農薬や化学物質に注意して
市販のバジルには、栽培過程で農薬が使用されていることがあります。
愛犬に与える場合は、流水で丁寧に洗い、農薬やその他の化学物質をしっかりと洗い流すことが大切です。
可能であれば、無農薬や有機栽培のバジルを選ぶと、より安心して愛犬に与えることができますよ。
まとめ
今回は、犬に食べさせるバジルの適切な量・頻度・メリット・注意点について解説しました。
愛犬の健康的で安全な食生活のために、この記事が役立ちますように!
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