・1回につき5〜10分程度
・1日合計で20〜30分がベスト
・疲れさせすぎに注意!

家にやってきた生後2ヶ月の子犬が可愛すぎて、ずっと一緒に遊んでいたくなっちゃう!
お迎えしたばかりの生後2ヶ月頃は、見るものすべてが新しく、子犬との触れ合いが最も愛おしく感じられる時期です。

「まだ体が出来上がっていない子犬を疲れさせすぎていないか」と不安になる飼い主さんも多くいらっしゃいます。
この記事では、「生後2ヶ月の子犬に最適な遊び時間」をはじめ、怪我をさせない安全な遊び方を紹介します。

この記事の監修者
福田 祥子
ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。
結論!生後2ヶ月の子犬と遊ぶ時間は「1回5〜10分」でOK

生後2ヶ月の子犬と遊ぶ時間は、1回あたり「5〜10分程度」が理想です。
1日の合計にしても「20〜30分程度」に抑えるのが、子犬の健康を守るためのベストなバランスになります。
「たった10分で満足できるの?」と思うかもしれませんが、人間の赤ちゃんがハイハイで遊ぶのを想像してみてください。
生後2ヶ月の子犬と安全に遊ぶ3つの方法

抱っこや身体を優しく撫でる「スキンシップ遊び」
生後2ヶ月の時期に最も大切なのは、アクティブに走らせることよりも「人に触れられる心地よさを覚えること」です。
遊び方: 膝の上に子犬を乗せ、耳の裏、首元、お腹、足の先などを優しく撫でてあげます
柔らかい布製おもちゃを使った「やさしい引っ張りっこ」
引っ張りっこは犬の本能を満たす大人気の遊びですが、力加減には注意が必要です。
遊び方: 子犬の小さな口でも咥えやすい、柔らかいロープやパイル生地のおもちゃを使います。子犬がおもちゃを咥えたら、左右にやさしくゆらゆら揺らす程度にします。
生後2ヶ月の子犬の乳歯やアゴの骨は非常に繊細なため、強く引っ張りすぎると歯が折れたりアゴを痛めたりする原因になります。
床の上での「追いかけっこ&手で転がし遊び」
お部屋の中を軽く探索させながら、好奇心を刺激する遊びです。
遊び方: 小型犬用の小さなボールを床で低く転がしたり、知育おもちゃ(コングなど)を転がして追いかけさせたりします。
足腰を痛める原因になるため、必ず滑り止めのマットやラグを敷いたスペースで遊ばせましょう。
興奮しすぎは危険!遊びを切り上げるべき3つのSOSサイン

生後2ヶ月の子犬は、自分の体調のリミッター(限界)が分かりません。
楽しくなると体力の限界を超えて遊び続けてしまい、突然電池が切れたようにぐったりしたり、体調を崩したりすることが…。
遊びの最中に以下の3つのサインが1つでも見られたら、すぐに遊びを切り上げてサークルやケージに戻し、休ませてあげましょう。
急に「甘噛み」が激しく・強くなる
それまで楽しそうに遊んでいたのに、突然スイッチが入ったように手や服に強く噛みついてくるのは、脳がオーバーヒートしている(興奮しすぎている)サインです。
状態: 噛みつき方が乱暴になり、声をかけても耳に入らない状態。
対策: 「ダメ!」と叱って相手をするのではなく、静かに遊びを中断しておもちゃを回収し、ケージへ戻して静かな環境で落ち着かせましょう。
あくびをする・視線が合わなくなる
「遊んでいる最中にあくび?」と思うかもしれませんが、犬のあくびは眠い時だけでなく「ストレスや疲労を感じて自分を落ち着かせようとしているサイン」です。
状態: 遊びの途中でふとあくびをしたり、こちらの顔を見ずに目をそらしたりする。
対策: 心も体もキャパシティオーバーになりかけています。「ちょっと疲れちゃったかな」と察してあげて、すぐに休ませるモードに切り替えましょう。
ハァハァと荒い息をする・動きが重くなる
激しく走った後に口を開けて「ハァハァ」と息を荒くしていたり、おもちゃを追いかける動きが鈍くなったりするのは、体力が底をついている証拠です。
状態: 体温が上がり、呼吸が荒くなっている状態。
対策: 生後2ヶ月の子犬にとって体温調節や激しい運動は大きな負担です。すぐに新鮮なお水を飲ませ、部屋の温度を調整してしっかり眠らせてください。
まとめ
まだ体調のリミッターが効かない赤ちゃん期だからこそ、甘噛みの激化やあくびなどのSOSサインを見逃さず、「もう少し遊びたいな」というタイミングでサークルに戻してあげましょう。
愛犬の体力や様子を優しく観察しながら、お互いにとって負担のないペースで少しずつ絆を深めていってくださいね!


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