子犬のお留守番8時間はNG!理由と3つの対策方法

子犬
この記事の結論
・子犬のお留守番は3時間が限界
・仕事ならペットシッターや保育園
・まずはお留守番の環境作りから

仕事で8時間は家を空けるけど、子犬に留守番させても大丈夫?

共働きでお迎えしたいけど、みんなはどうしてるの?

子犬のお留守番について不安になる方がほとんどです。

今回は、今回は子犬が8時間のお留守番がなぜできないか対策方法について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子

ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。

子犬に8時間の留守番は可能?

【結論】子犬に8時間のお留守番はできません。

「成犬ならできているから大丈夫」という考えは、子犬には当てはまりません。

生後半年までの子犬に8時間の孤立は、命に関わる以下の3つのリスクがあるからです。

「低血糖症」のリスク

子犬(特に超小型犬や小型犬)は、体に糖分を蓄える機能が未熟です。

8時間も食事が空くと、血糖値が急激に下がりぐったりします。

最悪の場合はけいれんを起こして命を落とす「低血糖症」を引き起こす恐れが…。

排泄の間隔と衛生面

子犬がおしっこを我慢できる時間は「月齢+1時間」と言われています。

生後3ヶ月なら3時間、6ヶ月でも6時間が限界です。

8時間も閉じ込められれば、当然サークル内は排泄物で汚れ、不衛生な環境で過ごすことに…。

社会化期の「分離不安」

生後半年までは、性格の土台を作る大切な「社会化期」です。

 長時間一人きりにされる恐怖から、飼い主への過度な依存や、常に怯える「分離不安症」になるリスクが高まります。

これは将来的に、無駄吠えや破壊行動といった問題行動に直結するでしょう。

8時間の留守番は「成犬」から

8時間のお留守番はいつからできるの?

その答えは、トレーニングを終えた1歳からです。

犬種や個体で差はありますが、基本的には成犬になる1歳から長時間のお留守番ができます

しかし、いきなりできるのではなく、お留守番トレーニングを経てできるようになるでしょう。

  1. お留守番する部屋の環境作り
  2. 数時間から徐々に伸ばしていく
  3. 待っている間に悪さをしないか確認
  4. いたずらしても叱らず、原因を探る
  5. 誤飲やケーブルなど危険物を届かないように

このようにお留守番が少しずつ飼い主さんと歩幅を合わせてトレーニングしていくものです。

子犬の留守番の解決策:3選

どうしても子犬に8時間お留守番をさせてしまう場合はどうしたら…。

そんな方が取り入れるべき、おすすめの3つの解決策をご紹介します。

解決策①:ペットシッター

自宅にシッターを呼び、日中の1〜2時間だけお世話を依頼する方法です。

子犬が慣れた環境を保ちつつ、プロが食事の提供や排泄物の掃除、遊び相手をしてくれます。

留守番の時間を「4時間+4時間」に分割できるため、子犬の肉体的・精神的負担が減るでしょう。

解決策②:犬の保育園・幼稚園

出勤前に預け、帰宅時に迎えに行くスタイルです。

他のワンちゃんやトレーナーさんと接するため、社会性を身みつけつつ留守番の不安を解消できます。

迎えに行く手間はありますが、日中にしっかり遊ぶことで、夜はぐっすり眠ってくれるメリットも!

解決策③:一時帰宅や家族の協力

もし職場が近いなら、昼休みに一度帰宅して様子を見ることも有効です。

 家族で帰宅時間をずらすなど、「誰かが常に3時間以上は空けない」体制をチームで作りましょう。

15分でも顔を見せ、排泄をさせて水を替えるだけで、子犬の安心感は全く違います。

お留守番上手にする3つの習慣

成犬になって8時間の留守番を任せられるように、子犬の時期からできる3つの習慣を紹介します。

ただ放置するのではなく、以下のポイントを意識してみましょう。

①吠えずに待てるように!

外出しても、お部屋の中で静かに待てるように習慣付けましょう

子犬は吠えて飼い主さんを心配にさせれば、帰ってくるという悪い習慣が付きやすいです。

トレーニングとして別の部屋に移動し、5分間だけドアを閉めます。

静かに待てたら、戻って褒めておやつをあげるという成功体験を繰り返しましょう。

②「行ってきます」は静かに

外出時に過剰に可愛がると、子犬にとって「飼い主がいなくなること」が重大なイベントに!

飼い主さんの行ってきますが、子犬の興奮と不安の感情にならないよう心がけましょう。

出かける15分前から構うのをやめ、スッと無言で出ます。

帰宅して子犬が興奮している間はあえて無視し、落ち着いてから静かに「ただいま」と接しましょう。

③退屈を学びとリラックスに

子犬がリラックスできる環境を作ることで、安心してお留守番ができるようになるでしょう。

何もすることがない時間は、子犬にとって不安やイタズラの温床です。

フードを詰めた知育おもちゃを与えることで、おやつに集中できる楽しい時間にしてあげましょう。

「サークルの中は安全で落ち着ける場所」と認識させるため、普段からサークル内で良いことも習慣をつけるとGOOD!

まとめ

今回はなぜ子犬が8時間のお留守番ができないかと対策方法を3つを解説しました。

子犬の時期は、お留守番を含め全てが不安になりやすいです。

子犬と一緒に飼い主さんも学べるように、この記事が役立つことを願っています。

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