・回数は1日10〜15回以上
・寝起きや食事後が一番多い
・血が混じっていたら病院へ!

さっきオシッコをしたばかりなのに、15分後にまた床で漏らしちゃった…。
生後2ヶ月の子犬をお家に迎えたばかりのとき、多くの飼い主さんが驚き、そして不安になるのが「トイレ回数の多さ」です。

何度も失敗されると、掃除の連続で飼い主さんの心も折れそうになりますよね。

この記事の監修者
福田 祥子
ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。
結論!生後2ヶ月の子犬のトイレ回数は1日10〜15回以上

生後2ヶ月の子犬のトイレ回数は、1日あたり「10〜15回以上」が平均的な目安です。
| 項目 | 目安 | 子犬の体の仕組み・理由 |
| 1日のトイレ回数 | 10〜15回以上 | 膀胱が「消しゴム」サイズで小さいため |
| おしっこの間隔 | 15〜30分に1回 | 尿を溜める筋肉が未発達で我慢できない |
| 睡眠中の間隔 | 2〜4時間 | 代謝が落ちるため、寝ている間は少し溜められる |
1時間に何度もトイレをするからといって、過度に心配したり「しつけができていない」と自分を責めたりする必要は全くありませんよ。
失敗率が激減する!トイレに誘導する3大タイミング

生後2ヶ月の子犬のトイレトレーニングは、「決まった時間に連れて行く」のではなく、「生理現象が起きるタイミングを見逃さないこと」が成功の最大の近道です。
子犬が排泄したくなる3つの生理的タイミングを把握し、そっとトイレシートの上へ誘導してあげましょう。
寝起き
目が覚めた瞬間は、最もおしっこが出やすいタイミングです。
サイン: あくびをする、伸びをする、モゾモゾと動き始める。
対策: 子犬が目を覚ましたら、床を歩かせる前に抱っこしてトイレシートの上へ移動させましょう。
食事や水を飲んだ直後
胃や腸に食べ物・水が入ると、反射(胃・結腸反射)によって消化器官が動き出し、便意や尿意が引き起こされます。
サイン: ごはんを食べ終えた直後、お水をゴクゴク飲んだ後。
対策: 食べ終わって5〜10分以内にシートへ誘導します。
遊んで興奮した直後・遊んでいる最中
遊んで体を動かすと代謝が上がり、膀胱が刺激されます。
サイン: 楽しく走っていたのに急に立ち止まる、床の匂いをクンクン嗅ぎ回る、そわそわと円を描くようにくるくる回る。
対策: クンクン・クルクルが始まったら「おしっこの合図」です。すぐに静かにシートへ誘導してください。
要注意!病気を疑うべき4つの危険サイン

生後2ヶ月の子犬には稀に「子犬特有の膀胱炎」や「尿路結石」などの病気が隠れているケースもあります。
おしっこをする時に「痛そうに鳴く・踏ん張る」
トイレシートの上で背中を丸めて排泄体勢をとるのに、声を出して痛がったり、なかなか出なくて長時間踏ん張ったりしている。
ポタポタと「数滴」しか出ないのに何度もシートに行く
15分間に何度もトイレに行くものの、おしっこがほんの数滴しか出ていない。
おしっこの色が「ピンク・赤色」または異常に濁っている
尿に血が混じってピンク色や赤色になっている、あるいは白い澱(おり)のようなものが混じって濁っている。
陰部を気にして「しつこく舐めている」
排泄の前後や普段の生活の中で、おまたの周りをずっと気にして舐め続けている(炎症による違和感や痒み)。
もし病気が疑われる場合は、「いつ頃から・1日に何回くらい・どんなおしっこが出ているか」をメモし、可能であれば新鮮な尿や写真を動物病院へ持参すると、診察がスムーズになります。
まとめ
生後2ヶ月の子犬のトイレ回数は「1日10〜15回以上(15〜30分に1回)」が平均的であり、体の成長過程におけるごく正常な姿です。
寝起き・食後・遊んだ後の「3大タイミング」を見逃さずに優しく誘導しつつ、痛みや血尿などの病気サインがないかをしっかり観察してあげましょう。
掃除の連続で大変な時期ですが、成長とともに少しずつ溜められるようになっていきますので、焦らず愛犬のペースに寄り添ってあげてくださいね!



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