
犬がアスパラ菜を食べても大丈夫?
このようにアスパラ菜を犬に食べさせたい飼い主さんも多いのでは?
今回は、犬に食べさせるアスパラ菜の適切な量・調理方法・メリット・注意点について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子
ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。
【結論】犬にアスパラ菜を与えても問題ない!

アスパラ菜は11月から3月頃の寒い時期に最も甘みが強くなる冬の味覚として知られています。
アスパラに似た風味を持ちながらも抗酸化作用のあるビタミン類やカルシウムが豊富!
アブラナ科の植物であるため甲状腺に疾患がある子には注意が必要です。

与えすぎは消化不良を招くリスクがあることも忘れてはいけません。
アスパラ菜を犬に食べさせる必要性は?
アスパラ菜は、積極的に毎日取り入れるべき食材ではありません。
抗酸化成分による老化対策を意識し、彩りと栄養を添える食材として重宝します。
アスパラ菜の健康に役立つ栄養素は?
β-カロテン 体内でビタミンAに変換されることで、皮膚や粘膜の免疫力を高める
ビタミンC 強力な抗酸化作用によって細胞の老化を防ぎ関節のコラーゲン生成
葉酸 細胞の生まれ変わりをサポートして正常な赤血球を作る手助け
【表】アスパラ菜100g当たりに含まれる主な栄養素
| 栄養項目 | 100gあたりの含有量 |
| エネルギー | 24 kcal |
| 水分 | 91.4 g |
| 炭水化物 | 4.3 g |
| たんぱく質 | 2.8 g |
| 食物繊維 | 2.5 g |
| 灰分 | 0.9 g |
どんな犬が食べるべき?

うちの犬はまだ若いけど、食べさせた方が良い?
ビタミン類が豊富で低カロリーなアスパラ菜は、体重管理が必要な食いしん坊な子や、免疫力を維持したいシニア犬にこそ積極的に取り入れてほしい健康食材です。

皮膚のバリア機能をサポートするβ-カロテンで、皮膚トラブルが気になる子にも
旬の時期に一緒に楽しむ!

定期的に食べさせる必要性は?
寒さで甘みと栄養が凝縮される冬から春にかけて、愛犬の活力源として最大限に活用したい!

愛犬と一緒に季節の移ろいを楽しみながら、天然のサプリメント感覚で
犬が食べるアスパラ菜の適切な量と頻度

【サイズ別】犬が食べるアスパラ菜の適切な量
1日の総摂取カロリーの10%を超えない範囲で調節してあげてください。
| 犬のサイズ | 体重の目安 | 1日の適量(加熱後) |
| 超小型犬 | 5kg未満 | 10g〜15g程度(茎1本弱) |
| 小型犬 | 5kg〜10kg | 20g〜30g程度(茎1〜2本) |
| 中型犬 | 10kg〜25kg | 40g〜60g程度(茎3〜4本) |
| 大型犬 | 25kg以上 | 80g〜100g程度(茎5〜6本) |
犬に与えるアスパラ菜の適切な頻度は?

うちの子にはどれくらいの頻度であげるべき?
アスパラ菜は週に2〜3回程度、主食のトッピングとしてローテーションに加えるのが、栄養バランスを崩さず消化器への負担も抑えられる理想的なペースです。

冬から春にかけての時期に集中して取り入れることで、愛犬の健やかな体作りを力強くサポート!
アスパラ菜に関するQ&A

シニア犬がアスパラ菜を食べても大丈夫?

10歳になるけど食べさせて大丈夫?
噛む力や消化機能が低下したシニア犬には、週に1〜2回、通常より少なめの量を細かく刻んで与えるのがベスト!

喉に詰まらせたりお腹を壊したりしないようクタクタになるまで柔らかく煮込んでから
子犬がアスパラ菜を食べても大丈夫?

まだ5ヶ月だけど大丈夫かな?
食事が安定した生後5〜6ヶ月以降に、まずは小さじ半分程度の極少量から月1〜2回ペースで試してみましょう。

初めて与える場合は、少量でアレルギーチェックを行なってください。
調理工程にコツはありますか?

与える時に気をつけることはありますか?
愛犬が消化不良を起こさないよう皮を厚めに剥くか、繊維を断つようにごく細かく刻んでから加熱。
少量の水で蒸し煮にするか、電子レンジでさっと加熱する方法が栄養を効率よく残せるのでおすすめです。

加熱後は速やかに冷水にさらして水気をしっかり絞ることで、苦味が抑えられてワンちゃんの食いつきが格段に良くなります。
犬がアスパラ菜を食べる際の3つの注意点

アブラナ科特有の「ゴイトロゲン」による甲状腺への影響
アスパラ菜には甲状腺でのヨウ素吸収を阻害する「ゴイトロゲン」が含まれているため、甲状腺機能低下症などの持病がある子には、病状を悪化させるリスクを避けるため与えるのを控えましょう。
健康な犬であれば過度に心配する必要はありませんが、念のためにしっかり加熱することで成分の活性を抑え、量や頻度を調整しながら慎重に取り入れるのがベストな選択です。
シュウ酸による結石形成のリスクと下茹での重要性
アスパラ菜には尿路結石の原因となる「シュウ酸」が少なからず含まれているので、過去に尿路結石を患ったことがある子や腎臓が弱い子に与える際は特に注意を払わなければなりません。
シュウ酸は水に溶け出す性質があるため、生で与えるのは絶対に避け、たっぷりのお湯で茹でたあとにしっかり水にさらす工程を挟むことで、リスクを最小限に抑えてあげてください。
残留農薬のリスクとアレルギーへの警戒
市販のアスパラ菜には栽培過程で農薬が使用されているケースが多いため、愛犬の小さな体に化学物質が蓄積しないよう、できるだけ無農薬やオーガニックのものを選び、流水で丁寧に洗うことを徹底してください。
また、初めて食べる際には皮膚の赤みや下痢といったアレルギー反応が出ないか少量で様子を見つつ、何か異変を感じたらすぐに与えるのを中止して獣医師に相談しましょう。
まとめ
今回は、犬に食べさせるアスパラ菜の適切な量・頻度・メリット・注意点について解説しました。
愛犬の健康的で安全な食生活のために、この記事が役立ちますように!


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