犬との散歩で要注意!身近に潜む「毒性のある植物」12選

食べ物
この記事の結論
・季節によって変動するので注意
・食べてしまったら病院へ!

お散歩中に注意すべき植物はありますか?

お散歩コースに意外と潜んでいる危険な植物をまとめました。

今回は、犬のお散歩で注意すべき危険な植物12選対処方法について解説します。

この記事の監修者
福田 祥子

ブリーダー歴:30年
繁殖犬種;10種以上
繁殖頭数:3,500頭以上
株式会社プレジールケンネル代表として犬の繁殖業を務めつつ、巣立っていった子犬たちのアフターケアとして相談やトレーニングも携わっている。

【早見表】季節別の危険な植物

植物名見かける時期危険度
スズラン★★★★★
ツツジ・サツキ★★★☆☆
ユリ春〜夏★★★★★
アジサイ初夏★★★☆☆
キョウチクトウ★★★★★
アサガオ★★☆☆☆
彼岸花★★★★★
イチョウ(実)★★★★☆
パンジー・ビオラ秋〜冬★★☆☆☆
スイセン★★★★★
シクラメン★★★★☆
ポインセチア★★☆☆☆

【春・夏】散歩道でよく見る危険な植物6選

① スズラン

  • 特徴・見分け方: 春に咲く、白い鈴のような形をした小さな花が特徴です。

  • 危険な部位: 花、葉、根のすべて。特に生けていた「水」も猛毒に変わるため注意。

  • 中毒症状: 嘔吐、不整脈、血圧低下、重症化すると心不全。

  • 危険度:★★★★★

② ツツジ・サツキ

  • 特徴・見分け方: 公園や歩道の生垣として非常に一般的。ピンクや赤、白の花が咲きます。

  • 危険な部位: 花、葉、根。特に「花の蜜」に毒があるため、クンクンしている時に注意。

  • 中毒症状: よだれ、嘔吐、視力障害、ふらつき。

  • 危険度:★★★☆☆

③ ユリ

  • 特徴・見分け方: 5月〜7月頃に咲く大きなラッパ形の花。カサブランカやテッポウユリなど。

  • 危険な部位: 全草。特に「花粉」が体に付着し、それを舐めるだけでも危険です。

  • 中毒症状: 急性腎不全、嘔吐、食欲不振。

  • 危険度:★★★★★

④ アジサイ

  • 特徴・見分け方: 梅雨の時期の定番。青や紫、ピンクの小さな花が集まって咲きます。

  • 危険な部位: つぼみ、葉、根。

  • 中毒症状: 過呼吸、震え、ふらつき、麻痺。

  • 危険度: ★★★☆☆

⑤ キョウチクトウ

  • 特徴・見分け方: 夏にピンクや白の花を咲かせる常緑樹。大気汚染に強いため街路樹によく使われます。

  • 危険な部位: 全草。生木だけでなく、落ちている枯れ枝や枯れ葉も猛毒です。

  • 中毒症状: 激しい下痢、嘔吐、心臓麻痺。

  • 危険度:★★★★★

⑥ アサガオ

  • 特徴・見分け方: 夏の朝によく見るつる性植物。

  • 危険な部位: 特に「種」に強い中毒成分が含まれています。

  • 中毒症状: 激しい下痢、嘔吐、血圧低下。

  • 危険度:★★☆☆☆

【秋・冬】散歩道でよく見る危険な植物6選

⑦ 彼岸花(ヒガンバナ)

  • 特徴・見分け方: 秋のお彼岸時期に、田んぼのあぜ道や堤防に突如として咲く真っ赤な花。

  • 危険な部位: 全草。特に「球根」に強い毒があります。

  • 中毒症状: 激しい下痢・嘔吐、よだれ、重症化すると中枢神経の麻痺。

  • 危険度: ★★★★★

⑧ イチョウ(ギンナン)

  • 特徴・見分け方: 秋に黄色く色づく街路樹。地面に落ちた独特の臭いがある「実」に注意。

  • 注意点: 葉よりも「実(ギンナン)」が危険。外皮に触れると皮膚炎を起こすこともあります。

  • 中毒症状: 痙攣(けいれん)、呼吸困難、嘔吐。

  • 危険度:★★★★☆

⑨ パンジー・ビオラ

  • 特徴・見分け方: 冬から春にかけて、公園の花壇や家の玄関先で最もよく見かける花です。

  • 危険な部位: 種子、根。

  • 中毒症状: 嘔吐、神経系の鎮静。

  • 危険度: ★★☆☆☆

⑩ 水仙(スイセン)

  • 特徴・見分け方: 冬から初春に咲く白や黄色の花。葉の形が「ニラ」に似ているのが特徴。

  • 危険な部位: 全草。特に「球根」は致死量に達することもある猛毒です。

  • 中毒症状: 激しい嘔吐・下痢、低体温、昏睡。

  • 危険度: ★★★★★

⑪ シクラメン

  • 特徴・見分け方: 冬の鉢植えの定番。散歩中に玄関先に置いてあるものをパクッとするリスクがあります。

  • 危険な部位: 根(球根)、茎。

  • 中毒症状: 激しい嘔吐、胃腸炎、皮膚炎、痙攣。

  • 危険度: ★★★★☆

⑫ ポインセチア

  • 特徴・見分け方: クリスマスの時期に象徴的な赤と緑の葉を持つ植物。

  • 危険な部位: 葉、茎に含まれる「白い樹液」。

  • 中毒症状: 口腔内の腫れ、嘔吐、皮膚炎。

  • 危険度:★★☆☆☆

もし食べてしまった時は?

経過時間と症状に関係なく、直ちにかかりつけの獣医さんに電話相談しましょう!

電話する際に伝えるべき情報
・食べたもの
・食べた量
・食べたであろう時間
・確認できる症状

など・・・

食べた植物の残りや嘔吐物を持参するのも診断の大きな手がかりになります。

まとめ

愛犬との散歩道には、犬にとって「毒」となるものが意外と多く潜んでいます。

愛犬の健康を守れるのは、一番近くにいる飼い主さんだけです。

この記事をブックマークして、散歩中に「これ、大丈夫かな?」と不安になった時の「お守り」として活用していただければ幸いです。

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